ライブレポート|激ロック サマーソニック07特集

SUMMERSONIC07 ライブレポート

30 Seconds to MarsOSAKA Sky Stage 13:55~

SUMMERSONIC07 30 Seconds to Mars ライブレポート


ほぼ限定公演に近かった前回の東京公演から早3ヶ月。
来日公演を見に行った経験があるだけに今回はどんなステージを見せてくれるのが楽しみでしょうがなかった今年のサマーソニック。
実はGYM CLASS HEROESが演奏している時から、ステージの横で待機してる彼らの姿がチラチラと見え隠れするおかげで、30 Seconds To Marsを心待ちにして出番がまだなのにも関わらず場所取りをしてるファンが既に騒いでいたりもしていたのだが、更に機材トラブルが原因で15分ほど待つ事に。
さすがJared Leto(Vo)がハリウッド俳優という話題性のあるバンドなだけに、時間が経てば経つほど人は増えていくばかり。
既にPA付近までオーディエンスが埋まったあたりでイントロのSEが流れ出し、まだメンバーが出て来てないのにボルテージが上がり湧き上がる歓声。
全身真っ白なスーツに身を包んだJaredが出てきたかと思えばそのまま「Beautiful Lie」に突入し、「Battle Of One」と続きアップテンポな曲でオーディエンスを煽りたてる。
ただ、アルバムの中でも後半に収録されてる分メジャー度は少し落ちてしまう曲だったのか、オーディエンスにマイクを向けてもどう歌えばいいの?と戸惑いを隠せない人達もちらほら。僕はもちろん叫んでましたけども。I want to fall~

しかし、さすが練られたセットリスト。そんな雰囲気を吹き飛ばすかの如く「The Kill」へ。
そしてここで事件発生。Jaredがステージを降りてきたと思ったのもつかの間、あれよあれよという間に柵を飛び越えオーディエンスの中で熱唱しているではありませんか。
「hold on, hold on」と言いながら必死になって抱き付くファンを宥め、熱唱する姿には会場中が拍手を送り称える。
「The Fantasy」のあとに待っていたのはお待ちかねの「Attack」
やはりオーディエンスが求めていた曲はこれかと思う程、会場が一体となってRun away, Run awayと咆哮する。
最後までJaredがRun awayを口にすることはなかったのがとても残念ではあったが。
トータル的に見てもライヴというよりかは一つのショーパフォーマンスという内容。
曲にもアーティストにも思い入れがある僕は、曲を知っているからアガるライヴであったかも知れないが、30 Seconds To Marsを知らない人達に、歌わないヴォーカルというのはどういった風に写ったのだろうか。
彼らが目当てでその場にいる人達に対するパフォーマンスになっていたように思う。 実はThe Killの会場乱入にしても、オーディエンスの沸かせ方(オーディエンスに歌わす)にしても、来日公演とまったく同じだった事も含め、色んなバンドがひしめき合ってNo.1アクトだと言われる事を誇りに思うフェスの中でしか存在しない30 Seconds To Marsのステージ。
それを楽しみにしていた僕としては物足りないと思ってしまう結果となったのが心残り。
曲、ルックス、知名度は申し分ないバンド。今後、更に成長した姿で来日してくれる事を期待したいと思う。
(顕-AKIRA-)

30 Seconds to MarsTOKYO Mountain Stage 13:55~

タイムテーブルより15分以上遅れてようやくスタート。
ステージの両サイドには白い屏風が設置され、ハリウッド俳優でもあるヴォーカルのジャレット・レトは白い着物羽織に袖を通し、ギターを抱えて登場。日本仕様の洒落た演出からも彼らのセンスの良さが伺える。

1曲目はレトの伸びやかなヴォーカルラインが魅力的な“Beautiful Lie”で幕を開けたのだが、サビで突然、ヴォーカルが止まる。最初は、機材トラブルか!?なんて思ったが…マイクの故障などではなく、どうやらレトが故意に歌っていないようだ。ヴォーカルのメロディーがこの曲の要であるというのに、曲が進もうともサビになると一向に歌おうとしない…。“THE KILL”などの名曲も披露するが、同様にきちんと歌おうともしない。
“THE FANTACY”では、ライブアレンジをきかせ曲の後半ではヘヴィネス独特の余韻を持たせていたが、正直なんだかまどろっこしいだけだった。ラストはお約束の“ATTACK”。だがやはり…レトはサビで全く歌おうとしない。
彼らの楽曲は妖艶なメロディーと、何よりもレトの歌声の絶叫寸前の高揚感が魅力であるだけに、これでは非常に勿体無い。声の調子が良くないなら良くないで、それなりに歌おうと頑張っている様子が少しでも見受けられればまだ納得はいくのであるが…。後方から見ていたが、フロアの観客ものり切れていなかったようだ。途中で羽織を脱ぎ捨て黒のスーツに衣装チェンジしハットをかぶって決めてみたり、ギターを抱えて派手に動き回ったり、ステージを降り客席を煽ったりと、レトはパフォーマンスだけはご立派だが、これではせっかくの日本仕様のセンスのいい演出も虚しく空回り、といったところか…。30分のショータイムの中、プレイ曲数はわずか5曲。個人的には、せめて1stアルバムから“ECHELON”か“THE MISSION”くらいは聴きたかった。早いところリベンジ来日に期待。
(May-E)

  1. Intro~Beautiful Lie
  2. Battle Of One
  3. The Kill
  4. The Fantasy
  5. Attack

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